すばらしい日本の温泉文化を見つめよう〜温泉シンポジウム開催〜

すばらしい日本の温泉文化を見つめよう〜温泉シンポジウム開催〜

日本の温泉文化の素晴らしさを再認識し今後のあり方を考えるシンポジウムが12日、下呂温泉旅館会館で開催され、県内外から約百名が出席いたしました。

このシンポジウムは温泉を幅広く紹介する、全国でも珍しい温泉の博物館「下呂発温泉博物館」が開館一周年を記念して企画したもの。第一部では「混浴宣言」の著書で知られる作家・八岩まどかさん、温泉を歴史学や宗教学の立場から学術的に研究する歴史学者の伊藤克己さん、日本の温泉文化に精通した、テレビ・雑誌等でおなじみの温泉評論家・石川理夫さんがそれぞれ講演、第二部では三氏のほか温泉博物館を運営する下呂温泉(株)社長・川上裕惟氏を加えた四名のパネリストによる「温泉文化」についてのパネルディスカッションが行われ、一般参加者からも活発な質問が出るなど、非常に有意義なシンポジウムとなりました。