飛騨牛&秋の味覚に舌鼓〜下呂温泉謝肉祭2006秋開催〜
高級和牛ブランド「飛騨牛」と秋の味覚を楽しんでもらおうと、下呂温泉旅館協同組合主催によるイベント「下呂温泉謝肉祭2006秋」が11日、下呂大橋下の飛騨川河川敷で開かれ、小雨の降るあいにくの天気にもかかわらず多くの観光客や地元の人たちで賑わいました。
このイベントは、全ての旅館でメニューに取り入れている「飛騨牛」への感謝と、地元食材を通じてこれからも多くのお客様にお越しいただけるよう、今年初めて開催したもの。メイン企画として地元の「下呂温泉牧場」で飼育された飛騨牛一頭を豪快に焼いた焼肉ときのこご飯、芋煮汁が1人前100円で振る舞われ、来場者の長い行列が出来るなど大賑わい。また、一度に50人が入れる特設の巨大足湯コーナーもお目見え、家族連れのお客様などが紅葉を眺めながらのんびり楽しんでおりました。その他太鼓や大道芸などのアトラクションや抽選会なども行われ、大盛況のうちに終了いたしました。
【下呂温泉】の商標文字が地域ブランド商標登録認可
下呂温泉旅館協同組合ではこの度、特許庁より地域ブランド名称としての【下呂温泉】の地域団体商標登録の認可を受けました。
本登録は4月に始まった、団体に地域ブランドの商標登録を認める制度の第一弾で、4月までに出願のあった374件のうち52件が認定され、「温泉」では【雄琴温泉】【黒川温泉】と共に認定されました。
商標権を得た組合は、同一あるいは似た商標の使用差し止めや損害賠償請求が出来るなど、地域ブランド名の乱用に一定の歯止めがかけられることから地域活性化に一役買うものと期待されております。
今回認可されなかった温泉地には全国でも名だたる有名温泉地も多く含まれており、それらに先んじて当地が認可されたことは大変光栄で、喜ばしい限りです。
今後は本登録を契機とし【下呂温泉】の地域ブランド名を更に高め、下呂温泉への観光客誘致に専心しなければならないと決意を新たにしております。
Welcome to Gero! 〜トラベルマート2006秋開催〜
海外の旅行業者・メディアと日本の旅行素材(宿泊・運輸・観光等)業者とが情報交換やビジネス交渉を行う、旅行業界関係者のための大商談会「YOKOSO! JAPAN トラベル・マート2006秋」が東京ビックサイトで9月22・23日に開催され、当組合も観光協会および一部旅館担当者とともに参加いたしました。
本商談会では18ヶ国、約50社の海外バイヤーと面談、下呂温泉の概要から具体的な料金交渉まで幅広い内容で誘客活動を行いました。
現在下呂温泉には年間約8千人の外国人観光客が宿泊しておりますが、こうした機会を通してより一層の誘客増を図りたいと考えております。
下呂温泉旅館協同組合総会開催
下呂温泉旅館協同組合(滝多賀男理事長)の第43期通常総会が24日旅館会館で開かれ、組合員37名を含め約50人が出席いたしました。
冒頭、滝理事長が「愛・地球博の効果もあり昨年度の宿泊客数は5.3%増となった。旅行形態の変化に伴い、今後は劇的な増加は見込めないが温泉地としての魅力を高めることで一人でも多くの誘客に努めたい」とあいさつ。その後の議事では事業報告、本年度の事業計画に続き役員改選が行われ、滝理事長が再任されました。
ありがとう未来へつなげ森のめぐみ〜全国植樹祭開催〜
第57回全国植樹祭が21日、天皇皇后両陛下をお迎えし下呂市萩原町四美の南飛騨健康増進センターで開催され、約8500人が式典に参加いたしました。
県内での開催は1957(昭和32)年の第8回以来49年ぶり2度目。記念式典には両陛下のほか河野洋平衆議院議長、中川昭一農林水産大臣、佐藤ゆかり議員ら関係する国会議員も出席。天皇陛下からお言葉をいただいたのち両陛下によるお手植え、お手捲きが行われました。そのほか地元の子供たちによる歌や踊りなどのアトラクションも執り行われ、快晴の空の下素晴らしいイベントとなりました。
なお植樹祭の前日、両陛下は下呂温泉にご宿泊され、ご到着時には沿道で多くの市民が歓迎の小旗を振ってお出迎えをいたしました。
下呂駅の歴史を写真で〜開業75周年記念写真展開催〜
JR下呂駅(丸山洋充駅長)が開業して75周年を迎えたのを記念した写真展「下呂駅の今昔物語」が開催されております。
写真展は同駅所有のものに加え市民から提供を受けた、併せて約120点の写真を同駅のほか温泉街の協賛店34店舗で展示しており、SLから「ワイドビューひだ」までの列車の写真から、昭和5年の開業式典でにぎわう様子や昭和33年に行幸された天皇皇后両陛下をお迎えする様子など、75年の歴史を垣間見ることが出来ます。
この写真展は12月25日まで開催しております。
すばらしい日本の温泉文化を見つめよう〜温泉シンポジウム開催〜
日本の温泉文化の素晴らしさを再認識し今後のあり方を考えるシンポジウムが12日、下呂温泉旅館会館で開催され、県内外から約百名が出席いたしました。
このシンポジウムは温泉を幅広く紹介する、全国でも珍しい温泉の博物館「下呂発温泉博物館」が開館一周年を記念して企画したもの。第一部では「混浴宣言」の著書で知られる作家・八岩まどかさん、温泉を歴史学や宗教学の立場から学術的に研究する歴史学者の伊藤克己さん、日本の温泉文化に精通した、テレビ・雑誌等でおなじみの温泉評論家・石川理夫さんがそれぞれ講演、第二部では三氏のほか温泉博物館を運営する下呂温泉(株)社長・川上裕惟氏を加えた四名のパネリストによる「温泉文化」についてのパネルディスカッションが行われ、一般参加者からも活発な質問が出るなど、非常に有意義なシンポジウムとなりました。
外人さん、Welcome!〜下呂市観光案内所が国際案内所「i」に指定〜
JR下呂駅前にある下呂市総合観光案内所が、外国人旅行客の受け入れ態勢が整備された案内所である「i」案内所の指定を受け、6月1日より看板を設置いたしました。
「i」案内所は国際観光振興機構(JNTO)が指定し、外国人旅行客への宿泊や観光案内などの各種サポートを行うもので、海外では広く認知されております。
「i」案内所設置には英語などを話せる職員の常駐や外国語パンフレットを置くなどの要件があり、市では旅館組合青年部の要請を受け、二年間の準備期間を経て去る5月27日に県内では高山市に次いで2ケ所めの指定を受けました。
今後はこれを第一歩に、外国人が一人でも安心して散策できるまちづくりを進めてゆく予定です。
温泉街のサツキ、今が見ごろ
温泉街の中心、あたの谷沿い歩道に植えられたサツキが現在満開となっており、朱赤色の鮮やかなサツキの花が観光客の目を楽しませております。
また、去る3月にそれまでのハナミズキから植え替えられたしだれ柳も日ごとに緑を増してきており、今年の夏には風情ある街並みとなりそうです。
下呂温泉宿泊ご招待キャンペーン 当選者決まる
JR高山本線全通70周年を記念して実施しました宿泊招待キャンペーンの抽選会が22日、旅館会館で行われ、270名の当選者が決定いたしました。
このキャンペーンは、10月1日から11月15日まで、組合加盟旅館・ホテル(51館)にご宿泊の方が対象となっており、期間中応募のあった約15万枚の中から厳正な抽選のうえ、「特賞 下呂温泉ペア宿泊券(31,800円相当分)」35組70名様、「A賞 下呂温泉宿泊利用券(1万円相当分)」200名様の、合計270名様に賞品をプレゼントいたします。
抽選会では、来賓として出席いただいた丸山洋充JR下呂駅長より「冬の飛騨路キャンペーンも間もなく始まるので、これを機に下呂温泉への誘客により一層努めたい」とのご挨拶の後、各旅館の代表者らが見守る中、抽選が行われました。